NPB主催のeスポーツシリーズが最高に面白かった。
まだまだeスポーツというジャンルには偏見を持つ人が多いが、感動して涙を流す選手や応援している人がいるほど、その場は真剣である。
そんな真剣を偏見の考えだけで語る人は最低な人間だ。
激闘の2日間
出典:http://blog.game084.com/archives/52274001.html
2日間に渡り激闘した各チームの選手たち。
観てるこちらとしては、楽しさと興奮のあまりいつまでも続いて欲しい気持ちが強かった。
私はこの感動や、面白さを1人でも多く味わってもらえたら世間の見方も変わってe-Sports自体の評判ももっといいものになるのではないかと思います。
プレーヤーそれぞれが頑張っているので、何もしなくても更に人気を博すことは間違いありませんが。
また、野球に興味がない方もこれから興味をもってくれれば相互にいい関係を構築できますね。
どんな戦いなのか
ルールはナワバリバトル。
各チーム、それぞれの球団からドラフト指名されて、決まったチームのユニフォームに袖を通してバトルする。
ドラフト会議から盛り上がっていて、このゲームを真剣に愛しているプレーヤーの多さに驚いた。
きっと最初は「自分が使っていた武器の参考に」程度に動画を視聴していたが、いつの間にかファンになっていたという方が多いのではないでしょうか。
各選手紹介の動画も良くできていて、それぞれのチームの代表選手を上手にピックアップしてくれていた。
このクオリティであれば、前知識なして大会を観ても十分に楽しめるだろう。
1日目はセ・リーグ、パ・リーグに分かれ、それぞれ総当たり戦を行う。
2日目は1日目の結果によってそれぞれトーナメントを戦い、日本一のチームを決める。
1日目の見どころ
日本一が決まる2日目だけ見るというのは全くもってナンセンスです。
1日目から見たほうが、チームがそれぞれどんな状況なのか。
2日目にどういう対策を行うのかという観点で楽しめるからです。
ウルトラリベンジャーズ(東京ヤクルトスワローズ代表)は1日しか無い中であらゆる箇所を改善し、見事リベンジを果たします。
各チームにそれぞれ見どころはありますが、やっぱり福岡ソフトバンクホークス代表GGBOYZ VS オリックス・バファローズ代表Libalent Calamari(以下カラマリ)でしょう。
幾度となく公式戦で戦ってきたこの2チームは、お互いに意識し合っています。
また、カラマリは今大会のようなオフライン大会で思うような結果が残せていないため、「本番に弱い」とか「オフラインに弱い」という印象をつけられてしまいました。
逆にGGBOYZは圧倒的1位の印象が強い。
ここ最近でこのチームが負けるというイメージが出来ないほど突出している。
ドラフト会議でも3球団から指名があった。
それほどまでにカラマリは煮え湯を飲まされ続けた。
そんなカラマリが勝つ姿は絶対に見たほうがいい。
スプラトゥーンというゲームをやった事がない人でも感動するのではないでしょうか。
2日目の見どころ
日本一が決まる2日目。
1日目をしっかり見た人は2日目も更に大興奮で見れる事間違いなし。
1日目に感動を呼んだ カラマリVS GGBOYZは2日目でも戦い、今度はGGBOYZが勝利します。
これには選手であるダイナモンも涙するほど激闘でした。
全試合が見どころといえばそうなのですが、やっぱり決勝の盛り上がりは凄かったですね。
GG BOYZ VS ハイパービーム(横浜DeNAベイスターズ代表)
絶大な人気を誇るGGBOYZを応援する人も多かったし、この大会で一番注目されたテルミ選手を要するハイパービームもとんでもない人気でした。
どっちが勝ってもおかしくない状況でしたが、勢いに乗っていたハイパービームに屈しGGBOYZは日本一の座を手にする事が出来ませんでした。
応援して悔しい思いをした人も、歓喜した人も今回の大会はすごい楽しめたと思います。
ハイパービームのキャプテンけいとぅーん選手のコントローラー不具合に嫌な意見をぶつける人がいましたが、スプラやってれば誰でもなった事がある現象ですので、堂々と手を挙げていたことにむしろ好感が持てました。
テルミ選手の天才感
MVPを受賞したテルミ選手。
誰もが納得の受賞だったと思います。
大会中のインタビューで
「天才であることの秘訣は?」と聞かれ
「天才であることですね」と答えた。
可愛すぎるし、かっこいい。
これは完全にテルミ選手の時代が到来しますね。