あまりにも痛々しい事件があり、日本中が怒りを覚えました。
そんな中、ファン期待のヴァイオレット・エヴァーガーデンの外伝が予定通り公開されることに感謝の声が集まっています。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンはどんな話?
幼少期に拾われた少女は、戦闘の為に育てられ人としての心を持たないまま大人になってしまった。
戦争は終わり、少女の戦闘兵器としての役目は拾ってくれた恩人を亡くすと共に終わった。
その少女ヴァイオレットが次の仕事につくところから、この物語は始まる。
仕事は人の手紙を代筆する代筆屋。
最初は人の心がわからず、依頼主の言われた事を正直に受け止め過ぎてトラブルに発展してしまう事もありました。
しかし、様々な人と接するうちに徐々に人の心を理解していき仕事もうまくいくようになる。
悲しい話だけど、明るい話
あらすじだけ見ると、ものすごく暗い話のように思ってしまいますが、徐々に人の心を学んでいくヴァイオレットを見ているととても明るい気分で楽しめる作品です。
出典:https://www.youtube.com/watch?v=UmApa2dBDPo
社会人は常に仕事の失敗で心を傷つけられています。
そんな忙しい人たちに、この作品はピッタリ。
愛がなんなのか知りたくてもがくうちに、周りの人たちも集まり最初は馴染めなさそうだった周囲にいつの間にか溶け込んでしまっているヴァイオレット。
今の社会で、これだけ溶け込むのは難しいと思いますが、これだけ一生懸命な人が嫌われるはずもありません。
現代は無くしてしまった手紙の大切さ
手紙を最後に受け取ったのはいつだろうか。
手紙に変わるツールとしてメールが誕生してしまった現代では手紙を書く事も受け取る事もなくなってしまった。
仕事では無機質なテキストを眺めるばかりで、血の通った文章を読む機会はほとんど失われてしまった。
文章の丁寧さだけでなく、依頼主の心まで読み取って手紙の文章を作成する代筆屋の仕事は私には到底勤まらない。
文字を書く事ができない人が多かった時代には実在したであろう職業だが、現在この職業のアニメを作成しここまで人を惹きつける物語にした事に京都アニメーションの凄さが凝縮されています。
楽しみすぎる劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 – 永遠と自動手記人形」が2019年9月6日~9月26日 3週間限定上映されます。
どの人のどんな話をするのか全く想像つきませんが、この世界観にまた浸れるというだけで本当に楽しみです。
まだ見てない人もNetflixにあるので是非見てください。
通勤中とかに見れば、現実世界の厳しい仕事を乗り越える糧となる事は間違えありません。
全てを失った少女がこれだけ力強く生きているのに比べて、自分が恵まれている事も自覚せずに小さい事で落ち込んでいる事が恥ずかしくなってしまいます。
最近の映画館はすごい快適
「この猛暑の中、映画館に行くのが億劫だ」という人、すごい多いと思います。
私自身もそうです。
ただ、そういう人は昔の感覚が残ってしまっているのではないでしょうか。
現在は席を取るのにネットで済むし、よほど人気の作品でなければレイトショーとかで空いてる席を確保する事も簡単です。
私がびっくりしたのが、最近の映画館は席の段差が非常に綺麗に作られていて、前の人が異常な動きをしない限り邪魔になりません。
アフロヘアーや座高が高いのに背もたれに付けず背筋ピーンとしてる人じゃなければ大丈夫です。
この背筋ピーン系男子は結構いるので注意が必要ですが。。
休日の過ごし方を少し変えて、この機会に映画館に足を運んでみましょう!
鑑賞後はまたこちらに感想を書きたいと思います。