「君の名は」が歴史的大ヒットした事により、世界が注目していた新海誠監督の最新作「天気の子」。
この期待度の高さから、それを凌駕する圧倒的な面白さと感動を届けてくれたこの作品をみんなにも見てほしい。
願うだけで天気が操れる
こんな能力が自分にあったらどうやって使うだろうか。
大した事は思いつかない時点で新海誠監督の想像力の高さには頭が下がります。
出典:©2019「天気の子」製作委員会
田舎から家出して東京に出てきた少年が本作の主人公。
その少年に唯一、優しくしてくれたのが天気を操る事ができる陽菜。
二人とも親のいない東京で暮らしていて、こんなに幼い子が必死に頑張って自立して暮らしているという状況を見せられているだけでも感動。
新海誠の作品を見た後は、何故か見慣れた東京の街も色鮮やかに見えるのが不思議だ。
いつも何気なく通っている道も、「あ〜東京って感じするわ」と思ってしまいます。
やっぱりRADWINPSの曲は最高
君の名はから続く最強タッグ。
もちろん、RADWINPSも今回の曲も最高すぎる。
一度観た後は、この曲を聴いてしまうとラストシーンを思い出して泣きそうになってしまう。
いい映画であり、いい音楽に出会った時の最高の現象ですよね。
この歌詞に込められた世界観。
この世界観が作り出した、この曲。
こんな最高の映画、観に行かない人は本当に残念。
大人は絶対に観た方がいい作品
須賀圭介という小栗旬が声優を務めるキャラクターがいる。
大人になると子供の頃、大切に思っていた願いや物や人を大切に出来ないことがある。
そんな自分に幻滅する事は誰もがあると思います。
昔の自分と同じ苦しみを持った少年を助ける事も出来ない。
それをダサいとも思わない、事なかれ主義の大人には絶対になりたくなかったのにいつの間にかそうなってしまっていないだろうか。
この須賀にいつの間にか感情移入して見入ってしまっていた。
そして感動のラストシーンでは号泣。。
やっぱり若い子達が頑張っているのを理解して、助けてやるのが大人の役目。
それを邪魔する大人は最低である。
映画館で観るべき作品
アニメの映画は、自宅でDVDで観るという強い信念を持った人間達が多い。
でも最近の映画は、グラフィックがビックリするくらい綺麗だし、迫力もすごい。
むしろアニメ作品の方が映画館で観るべきなのではないでしょうか。
日本の作品はDVDになるのが遅いので、天気の子は絶対に映画館で観てください。
これからは雨の日が続いても文句が言えない。
君の名はのあの二人も出てくる!
瀧くんと三葉も出てきます。
物語に直接関与はしませんが、この二人が出てくるだけで大御所感が半端じゃない。
瀧くんはイケメンだし、三葉は優しくて可愛い。
同じ時代、同じ世界観で繰り広げられてる事に感動する。
これからの新海誠作品も観る事が楽しみになりますね。